共和党の下院議員リーダー、マイク・ジョンソン氏はウクライナに480億ドルの支援を提案。このうち80億ドル近くはウクライナ政府の給与と年金の支払いに充てられる。マイク・ジョンソン下院議長は月曜日、イスラエル、ウクライナ、その他の米国同盟国を支援するため長らく停滞している国家安全保障支出パッケージを今週進める計画であるとともに、キエフ支援に猛反対してきた保守派をなだめることを目的とした別の法案も進める予定であると述べた。共和党の強固な抵抗の中、ウクライナへの重要な支援を進めるかどうか、またどのように進めるかについて数週間苦悩してきたジョンソン氏の発表は、彼が前進の道筋を決めたことを初めて具体的に示すものだった。これはイランがイスラエルに対して大規模な空爆を開始し、議会に対し保留中の支援法案を速やかに承認するよう求める声が高まった数日後に行われた。共和党議員らに自身の計画を説明した会議を終えたジョンソン氏は、2か月前に上院が可決した950億ドルの支援法案とほぼ同様の法案を3つの部分に分割してまとめると述べた。議員らは、イスラエルに資金を提供する法案、ウクライナに資金を割り当てる法案、台湾と他の同盟国への援助を盛り込んだ法案について、それぞれ別々に投票する。また、共和党に人気の他の政策を含む別の法案についても4回目の投票を行う。